発育曲線(成長曲線)
皆様おなじみの発育曲線ですが、
元データは、厚生労働省が実施している乳幼児身体発育調査というものだそうです。
どうやら10年に一度しかやらないらしく、前回書いたとおり、
最新が平成22年で、その一つ前が平成12年となります。
ネットだと平成12年を多く見かける気がするのですが、
母子手帳は、既に平成22年版に変更済みとのことなので、
我が家の母子手帳もおそらく新しいバージョンなのでしょう。
(手元にないので確認できていません。)
今回、元データを見て驚いたことは、
当然、成長度合いに沿って統計をとっているんですが、
1日、2日、3日、4日、5日、30日ときて、
その次が、1~2ヶ月未満とアバウトな感じになっていることです。
つまり、生後31日と生後59日の赤ちゃんを一緒にして
統計をとっていることになります。
それってどうなのと一瞬思ったわけですが、
その区分に入る赤ちゃんの平均月齢は理論上は1ヶ月半になるので、
その数字は、1ヶ月半の平均値ということになるはずで(違うかも)
例の曲線も、その区分の数字を、1ヶ月半のところにプロットして、
作られているわけです。(曲線の書き方は多分このとおりだと思います。)
というわけで、前回、読み方を間違っていたかも、と書いたのですが、
(たぶん)間違っていませんでした。
もし、2ヶ月ちょうどであれば、2ヶ月のところを見れば、
その時期の赤ちゃんについての値がわかると考えて、問題無さそうです。
それを踏まえて、うちの長男が5000gを突破した件についてですが、
発育曲線見ると、本当に50パーセンタイル値とほぼ同じ所です。
大きい赤ちゃん扱いをよくされるんですけど、特に大きくないようです。
大きく見えているだけなのでしょうか。
ちなみに、1日30グラムが標準とよく言われていて、それに比べると、
うちの子は体重の増え方が早いのは確かです。
そこで、成長曲線の「1~2ヶ月未満」と「2~3ヶ月未満」の差をとって、
30(日数)で割ってみました。
これで、生後1ヶ月から3ヶ月あたりの1日辺り体重増加量の平均がわかるはずです。
(統計的に間違っているかもしれないので、話半分ということで)
その結果、中心値は35gで、幅でいうと30gから40gです。
なので、1日30gという話は、概ね正しいのかなと思いました。
あまりまとまりがないですが、以上です。